眠りのトラブルに鍼治療がおススメ
練馬区、中村橋・富士見台
サヤン鍼灸院・接骨院です
上神庫の対面には神厩舎があります
神馬がお勤めする場所で、選ばれるのは雄の白馬に限られるそうです
初代は家康公が関ケ原の戦いで乗ったと言われる『立黒(たちぐろ)』です
本来は神馬が10時~12時の間にスタンバイしているのですが、12月中旬~3月末まではお休みだそうで、見られず残念です
神厩舎と言えば三猿が一番有名ですね
悪いことには『見ざる・言わざる・聞かざる』という教訓を示しています
実は猿のモチーフは全部で8枚あります
人間の人生を諭す紙芝居のようになっていますね
左端から
1母と子→子猿の将来を心配する母
2幼少時代→これが有名な三猿です
3少年時代→一人立ちをしようか決心できず不安を抱えて悩み中
4青年時代→右側の青い雲は青雲の志の意味。空を見上げて決心を固める
5挫折→人生うまくいかないときは友が励ましてくれる
ちなみに神厩舎に猿が多いのは猿が馬の病気を治してくれるという信仰からきているそうです
6恋→左側で無邪気に遊ぶ女猿に恋をした右側の青年猿が悩んでいる
7結婚→人生甘くなく、力を合わせ荒波を乗り越える様子
8妊娠→女猿のお腹がふっくら。家族が増え同じような人生が続いていく
また、神厩舎の他に五重塔・ 本地堂・廻廊に猿の彫刻があります
陰陽五行説によれば馬は火、猿は水であり猿の彫刻が神厩舎以外にあるのは「火伏せ(火災を防ぐ)」の意味があるそうですよ